暑い日が続き いよいよ本格的な夏がやってこようとしていますが
いかがお過ごしですか?
僕は今 サーフィンをしたり 友達とバーベキューをしたり
これからやってくる夏をどう楽しもうかワクワクしているところです。
話は変わりますが 夏といえば夜空もとても綺麗です。
夜 空を見上げて見ると
無数の星々が輝いています。
しかし 夜空で輝いている星と私たちの間には何光年、何万光年もの距離があり
その星の光が地球に届くのに莫大な時間がかかるため
私たちは今 過去の星を眺めているということになります。
例えば 夏の大三角形で有名なはくちょう座のデネブという星は
地球から約2600光年離れているため
私たちは2600年前の姿を見ていることになります。
あの太陽も 私たちは約8分前の姿をみているのです。
夏の夜空に輝いているあの星も
本当はもうその姿は無いのかもしれません。
今 遠い宇宙で新しい星が誕生して光を放ち始めても
私たちがそれを発見し 知るのことができるは何万年も先の未来のことです。
逆のことも言えます。
今 遠い宇宙はてから見た地球は過去の地球の姿をしていることになります。
アインシュタインの相対性理論により光速を超える物質は無いとされているため
地球に住んでいる我々が今より過去の地球の姿を見ることはできないと言われています。
近年になってSF映画でもよく出てくる
タキオン粒子やニュートリノなどの物質が
光よりも速い速度で移動する可能性について議論されています。
ようやく科学の力が膨大な宇宙の謎の一部を解明しようとしています。
しかし それでも宇宙全体の謎の一部に過ぎず
宇宙の大きさは人間の観測できる範囲で半径465億光年もあると言われています。
そして今もなお宇宙は膨張し続けているという説が有力です。
そう考えると私たちは改めて宇宙の大きさを実感させられます。
もしかしたら遠く離れた星から見た地球では
まだ恐竜たちが大地を駆け回っているのかもしれませんね。
( 和 )